「私は、私が卑しいものである事を、美しい彼等に知られる事が恐しい。」
「貧乏人のきたない出来ない子が、手をつかむと、いやになる。」
優しく、美しい物語を紡いだ童話作家・新美南吉の意外な言葉。
彼自身の手で残された日記から、「新美南吉」の真実を探る。
新美南吉
日本の児童文学作家。本名、新美正八。愛知県半田出身。
小学校の教科書に採用されている「ごんぎつね」の作者として有名。結核により29歳で夭折。代表作に「おじいさんのランプ」、「手袋を買いに」、「牛をつないが椿の木」、「デンデンムシノ カナシミ」等。
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